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まず全体を把握せよ!
 こんにちは。編集長の古屋です。3月号の取材で正月早々、各社のマネジャーや責任者の方々に取材させていただいています。ご協力ありがとうございます。
 さて、今日はこのブログを読まれている方々のなかで、まだ入社1~2年目という若い社員の方に、伝えたいことがあります。それが標題の「まず全体を把握せよ!」ということです。皆さんは、将来どうなりたいと思っていますか?恐らく多くの方々が、マネジャー、あるいは経営幹部、経営者になることを目指していることと思います。であるなら、若いうちから、マネジャー視点、経営者視点でものごとを考えることが大事です。このことは、今仮に、トレーナー職やフロント職にあったとしてもです。そういう意識を持てば、自ずとクラブビジネスがどうして成り立つのか、施設開発や資金調達なども含め、全体の経営構造はどうなっているのか、事業成立要因を重要度で優先順位をつけるどうなるのか、自分や仲間はどこのパートを受け持ち、それぞれの役割は何か、といったことを、体系的に把握したくなるはずです。クラブビジネスの一部分だけを知るのではなく、全体に通暁しようとすることはとても重要なことです。日常業務に忙殺されて、「部分」に没頭するのではなく、好奇心を持って「全体」への理解を深めていって欲しいと思います。全体が把握できれば、問題がどこにあるか、どう解決すればよいかもわかりやすくなります。キャリアアップするうえでの自分の課題もつかみやすくなります。上司に当たる方々は、ぜひ若いスタッフにまず全体を把握する意識を持ってもらえるように導いて欲しいと思います。例えば、(若いスタッフは、)自分なりに、「成功クラブの開発マニュアル」などといった資料をつくってみることはどうでしょう。たとえ、ラフなものでも開発企画書や収支計画などをつくると、かなり全体がイメージできるようになります。最初は苦労すると思いますけど、やっていくうちに段々おもしろくなっていくはずです。上司や外部の識者などに聞きながら取り組むといいと思います。
by fit_business | 2009-01-08 16:39 | 取材日記