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パーソナルトレーニングを売る仕組み
こんにちは。岩井です。今日は数日の雨降りの後で空気が澄んでいるようですね。事務所からの富士山がとてもキレイに見えます。

昨日、今日とオアシスさんのパーソナルトレーナー総会で一部講師を務めさせていただきました。私へのお題は「今、パーソナルトレーナーに求められる事とは」。この内容を整理していて、私自身もいろいろな気づきがあったのですが、一つ思ったのは、パーソナルトレーニングの売り場を拡大していく発想を持つと、いろいろな展開が考えられるということです。

通常、パーソナルトレーナーの“売り場”はジム、と考えがちです。パーソナルトレーナー自身がジムフロアでメンバーとコミュニケーションをとったり、イベントや体験会などを開催して、自分でプロモーションしていくという方法。ただ、実際トレーニング中は話はしずらい。そこで少し視点を変えて、パーソナルトレーニングの売りに繋がる場面が、人々が困っていることを口にしやすい場所、と考えれば、例えばフロントでの入会時。またはプールやスタジオでのレッスン前後など、結構ジム以外にあるなぁということです。また、先日パーソナルトレーナーの大久保さんにこの辺りのお話をお伺いしたら、クラブにある階段は、上り下りの姿を見ることで、膝や腰などの痛みを抱えている方から話が引き出しやすい、と。
さらに、“売る人”に関しても、パーソナルトレーナーよりもクラブスタッフのほうが、メンバーの方のちょっとした悩みや希望を掴む可能性が高い。そこでクラブスタッフがパーソナルセッションを売ってそれをトレーナーに繋げれば、それも売りに繋がるわけです。

パーソナルトレーナーは、カウンセリング力も高いし、フィットネスの成果をより確実にメンバーに提供してくれるので、一度話す機会さえ得られれば、メンバーの目的ややることを明確にしてあげたり、モチベーションを高めてくれます。結果、継続率も高まります。
以前よく「アメリカでは、クラブの継続率の高さと、付帯収入の高さは相関する」という話を聞きましたが、「それは長くクラブに在籍する人ほど、いろいろクラブでもお金を遣うから」と思っていました。でも実は、クラブが積極的にパーソナルトレーナーと協働して、メンバーの最初の一歩を効果的にすることや、問題解決ができる仕組みをつくることをすれば、継続率も付帯収入も高まるのだと気づきました。クラブはパーソナルトレーナーに協力しない手はないと改めて思います。

オアシスさんのパーソナルトレーニングに関する統計をお聞きしていたら、確実にアメリカの状況に近づいていることを感じました。オアシスさんでは既にクラブスタッフの方がパーソナルトレーニングのプロモーションに積極的に関与していく取り組みを始められています。
日本のパーソナルトレーニング市場は今始まったばかり。クラブ経営・運営者も協力してパーソナルトレーニングを売る仕組みをつくり、この市場を大きく伸ばしていくことは、クラブにとっても、業界にとっても、メリットはとても大きいと思います。
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by fit_business | 2009-01-25 17:43 | 今日の編集部