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動機善なりや、私心なかりしか
 みなさん、こんにちは。編集長の古屋です。標題の「動機善なりや、私心なかりしか」は、京セラ創業者である稲盛和夫さんのことばです。最近、わたしたちの同業者で、このことばをよく噛み締めてほしい経営者がいます。モノマネをする会社の経営者です。賢明なみなさんは、もう誰のことかおわかりかと思います。歪んだ精神でこういうことを続けていると、きっと志が高く有能な社員が厭きれ疲弊し辞めていき、お客さまは離れ、会社は経常赤字に陥り、縮小均衡となるでしょう。業界のプレーヤーのみなさんは、こういう人間にはならないでほしいと思います。正々堂々、公明正大な生き方をして欲しいと思います。
 ここに、稲盛さんが、述べた「動機善なりや、私心なかりしか」の説明を載せておきます。

 「動機善なりや」。私は、企業経営をする上で、こういうことを常としています。それは、新しい事業に展開する場合などに、「動機善なりや」ということを自らに問うのです。何かをしようとする場合、自問自答して、自分の動機の善悪を判断するのです。善とは、普遍的に良きことであり、普遍的とは、誰から見てもそうだということです。自分の利益、都合、格好などだけでものごとは全うできるものではありません。その動機が自他ともに受け入れられるものでなければならないのです。また、仕事を進めていくに当たって、「プロセス善なりや」ということを問うています。結果を出すために不正な行為もいとわないということでは、いつかしっぺがえしを食らうことでしょう。実行していく過程も、人の道を外れるものであってはならないはずです。言い換えれば、「私心なかりしか」という問いかけが必要なのです。自分の心、自己中心的な発想で事業を進めていないかを点検するのです。私は、動機が善であり、実行過程が善であれば、結果は問う必要はない、必ず成功すると固く信じています。
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by fit_business | 2009-04-28 19:56 | 今日の編集部