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変化する媒体
大型連休の最終日、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
おはようございます。平井です。

今朝、兄の家族に新たなベビーが誕生したと連絡がありました。今いる3歳の甥っ子でさえ「この子がピンチになったときは何でもしよう」と、頼まれてもいない決心をしてしまうほどかわいいのに、天使がもう1人増えてこれからが楽しみです。

編集部は毎年のことながら、連休明けが入稿日という悲しいスケジュールなので今が大詰めの時期ですが、ここへきてやっと光が見えてきたので、あと一息がんばろうと思います。
フィットネスビジネスは5月号から誌面をリニューアルします。すでに多くの経営者や幹部の方々に読んでいただいていますが、よりたくさんの方々、とくに現場で活躍する方々にも読んでもらいたいと思っています。そのためには内容を充実させていくことはもちろんですが、見せ方でも努力をします。このリニューアルは最初の第一歩で、改良はこれからも続きます。読者の皆さまから、メールでもブログにコメントでもいいので、意見や感想、要望をお寄せいただけると嬉しいです。

先日、『AERA』編集長である尾木さんのセミナーを聴く機会があり、そこで印象的な言葉が2つありました。
その1つが「媒体が、情報を発信する側ではなく、発信される側になってきている」という話。これは、インターネット、とくにブログの存在が大きいと思いますが、誰もが簡単に情報発信者となれてしまう今、それらの情報を集める仕組みをつくり、徹底的に受け手に回ることで媒体の幅を広げているようでした。「読者のほうが世の中をよく見ている」というのが編集長の考えで、これはAERAが持つ独自のスタイル(媒体が強い方向性を示すのではなく、とにかく生活者の感情に寄り添うような)の強力な軸になっていて、それが特に30~40代の女性を強く惹きつけているのだと思います。
もう1つが、これは編集者の要件という話題の中で出てきたのですが、「数字に弱い人は文章に向かない」という言葉です。これはとても身に覚えがあります。分析的な文章でも抽象的な文章でも、根本がしっかりしていないとふわふわと宙に浮いただめな文章になってしまう。その根本とは何かとつきつめると、数字であることがとても多いです。

休刊・廃刊が相次ぐ雑誌業界で、AERAは昨年比発行部数5%減、広告費11%減で「大健闘」と言われているそうです。一般の生活者が自分以外に興味を持たなくなっている今、媒体の魅力をいかにしてつくるかというのは難しい問題で、AERAのように適度に最新情報を押さえながら独自のスタイルをキープして魅力的であり続けることも簡単ではありません。時代と媒体の変化、編集のあり方について勉強になりました。
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by fit_business | 2009-05-06 09:17 | 今日の編集部