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Every cloud has a silver lining.
おはようございます。平井です。
新型インフルエンザの感染者数が毎日不気味に増えています。東京ではマスクをしている人の数は少ないですが、関東での流行も時間の問題かもしれません。

インフルエンザではありませんでしたが、先日、扁桃腺を腫らして熱を出しました。週末は1日20時間以上、2日間眠り続けましたが、あんな経験は初めてでした。
今まで罹ったことのない病気になると、体の辛さ以上に気分的に辛くて、世界が普段とは違うように見えてきます。そういうときは自分がいかに健康を当たり前に思っていたかということにはっとするのですが、一方ではそれも仕方ないか、と思います。人は健康なときに病気の心境にはなれないし、そういうのも含めて「健康」なのだから。それでも、自分や家族の健康に感謝して、病気の人の気持ちに寄り添うことを忘れてはいけないと改めて思いました。

大学生の頃、オーストラリアでホームステイをしたときにお世話になった先生が、最近病気で入院しています。70歳を過ぎてカラダのあちこちに不調が出てきているのですが、不安なのだろうと思います。私に手紙をよく寄越してくれて、オーストラリアに遊びに来ないのか、とその度に綴ってあります。

「Every cloud has a silver lining.」

というのは大学生のころにその先生がかけてくれた言葉です。真っ黒な雨雲も、裏側から見れば太陽に照らされた“銀色の裏地”をもっている―。当時辛いことがあって落ち込んでいたわたしに、「どんなに悲しくて辛いときも、必ずどこかに明るい面や見どころがあるよ」と先生が元気づけてくれたのでした。
視点を180度変えてみるというのは、辛いときばかりではなくいつでも役に立つので、今でもこの言葉を思い出すことが多いのですが、あらゆることが表裏一体で、「善いこと」と「悪いこと」があるのではなく、「善いことのなかに悪いことがある」と感じる最近は、当時よりももう少し言葉の意味が理解できる気がします。

扁桃腺くらいで弱り切っていた私にはとてもその強さはありませんが、明るくて強い先生は病気のなかでもどこかに“silver lining”を見つけているだろうと思います。
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by fit_business | 2009-05-19 08:58 | 今日の編集部