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「今」と向き合う
おはようございます。
先日、三線仲間のおじさんから「東京に出てきて何年になる?」と聞かれ、「ちょうど10年です」と答えると、おじさんは変な顔をしてしばらく黙ってから、「それは正直に答えないほうがいい、歳がばれるから」と、たぶん沖縄の人特有の慈悲深さで注意を受けました。今年で29歳になった平井です。
自分の周りでは、仕事でもプライベートでも、20代よりも30代・40代の女性が楽しそうにキラキラしているので、どちらかというと「もっと歳を重ねたい」という気持ちの若手気分で、周りの友人を見ても20代後半はそんな雰囲気なのですが、当事者と世間一般の感覚にはいつもギャップがあるのかもしれません。世間一般の感覚、なんて文字にするとバカらしいですが、それでもいつまでも若手のつもりではいけないのは確かです。


さて、最近は3歳の甥っ子と遊ぶ機会が多くて、子どものパワーとか、天使の顔、悪魔の顔、いろいろ見せてもらっています。
それにしても、子どものすばらしさというのは、なにより集中力だと思います。人は大人になると、「過去」や「未来」を考えることにたくさん時間を使ってしまうし、欲が増えれば増えるほど、歩いてきた道にも、目の前に伸びる道にも、思わず注文が多くなる。実際、大人の世界で「今」しか見ていない人がいれば、まったくダメ、問題外、となるけれど、実は私たちが実際に見たり、触ったりできるのは「今」だけだというのも事実です。だからか、子どもの「今」との向き合い方、その考えられないほどの集中力が、うらやましくて仕方ありません。過去も未来もなく、ただ今を生きる子どもの眼を見ていると、とてもかなわないと降参したくなります。

大人になると、とにかく考えなければいけないことが山積みですが、自分がいま頭を悩ませていることの基点は、過去なのか未来なのか、それとも今なのか。そこを意識するだけでも、自分の立っている場所をずいぶん確認できるものだと、ヒントをもらいました。
今度お礼に甥っ子に、「大人は大変なんだぞ」と教えてあげようと思います。
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by fit_business | 2009-06-09 08:56 | 今日の編集部