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日本のピラティスはこれからが本番
福岡で開催されていたポールスターピラティスサマーセッションに行ってきました。ピラティスの取材はいつも取材そっちのけでワークショップの内容に惹き付けられてしまう岩井です。

フィットネスクラブではなかなか浸透しないピラティスですが、業界周辺に目を向けると、すごく拡がっているし、まだまだ可能性を感じるのがピラティスです。ヨガはもちろん一般生活者にもすっかり定着した感がありますが、ピラティスは、アスリートやリハビリ、メディカル領域にも広がっていて、今後、高齢者や子どもにも広げられる可能性に満ちています。商業ベースに乗る要素としても、とても可能性を感じます。欧米では実際に、ビジネスとしても多方面に広がりを見せています。

何よりピラティスの魅力は本質的なところ。医学が静態で最も信頼されるものだとすれば、ピラティスは、動態で最も信頼されるものだと思いますし、動きを診断したり治したり(と、本当は言ってはいけないのですが、相応のことが)できる点で、お医者さんと同等の価値があると感じます。さらに、西洋医学にある局所的な治療の考え方でなく、ある意味東洋的な全体の身体の反応やバランスを整えていく考え方なので、根本的なアプローチができます。

と、こうしたことを書くと、「また岩井さんの、おたくな意見」とバサッと切られそうですが・・。ピラティスと銘打たなくても、その要素をもっと取り入れることで、フィットネスクラブも身体が動く生活者に対して、もっと本質的なサービスが提供できると思えてなりません。ただ、その良さを伝える難しさは残るので、思い切って改めて「ピラティス」で、しっかり取り組むのもいいと思うのですが・・・

医師になるには、医科大学で6年間勉強して、その後インターンや修行を積む期間が必要なのと同様に、ピラティスインストラクターも一人前になるまで最低5年以上はかかる。日本にピラティスが入ってきてようやく5年ちょっとが過ぎる頃で、ちょうど日本にも指導者が育ってきて、日本でもピラティスを学び続ける環境が徐々にですが整ってきています。

日本のフィットネスクラブでは、その動きの分かりにくさや、相応の力を持ったインストラクターが少なかったことから、“商売にならない”と結論づけられてきた感がありますが、“内部充実”のこういう時期こそ、ピラティスを含め、フィットネスクラブが提供しようとしているものを再度たな卸ししてみるのもいいのではないかと思います。
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by fit_business | 2009-07-12 23:09 | 今日の編集部