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日本一の下足番になれ
 皆さん、こんにちは。編集長の古屋です。

 「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。」これは、阪急電鉄をはじめとする阪急東宝グループ(現・阪急阪神東宝グループ)の創業者、小林一三が言ったことばです。

 「こんなことばを持ち出すなんて、古屋も焼きが回ったな」なんて、カツマー的若者に言われてしまいそうですが、あえて言うことにしました。下足番がするような一見単純で基礎的な仕事を一生懸命追求することに価値を見出せない人もいるのではないか、一生懸命工夫しながらそういう仕事をすることは決してつまらないことではないし、将来きっと部下を持ったときに役に立つよ、といいたいのです。その仕事を高いレベルでできるようになったり、その仕事の成果をあげるのに誰も考えなかったような仕組みを考えることができたら、前出のことばのように、誰も放っておかないはずですから必ず多くの部下をもてるようになるはずです。

 例えば、フィットネスクラブの清掃やトレーニング(マシン)の指導といった業務を思い出してみてください。この2つはたいていアルバイトスタッフが担当しているところからも、一見単純で基礎的な仕事のように思われがちでしょうが、お客さまの目からみると、これらは最も重要な部分です。そこをよいものにすべく苦労して追求することなしに、組織の中で昇進していってしまうと、どんなリーダーになるか、想像してみてください。部下からは、きっと説得力のない上司として見られ、尊敬されることはないでしょう。自身も、昇進してから、「壁」に悩まされることになるでしょう。

 現場最前線の細部に「神」は宿るのです。基礎、基本は、若いうちから学び、しっかりと身に付けておこう。いつも工夫して仕事をし、昨日より今日のほうが、よくなるようにしよう。
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by fit_business | 2010-05-31 18:52 | 今日の編集部