ブログトップ
思考の骨盤ランニング
 こんにちは。編集長の古屋です。トレーナーの中島靖弘さんが『骨盤ランニング』(ベースボール・マガジン社刊)という本を出しました。中島さんは、元東急スポーツオアシスのトレーナーで、今は湘南ベルマーレトライアスロンチームのヘッドコーチなどを務め、多くの優秀な選手を育てています。たまたまですが、中島さんは、高校時代、神奈川の強豪チームでサッカーをしていて、私が大学4年のときサッカー部の合宿所で同室だった大森君の後輩だったことで、社会人になってから知り合ったものの特別親しみを感じ、懇意にお付き合いをさせていただいていました。すっかりご無沙汰していますが、その誠実で優しい顔が今でも印象に残っています。

 私はエクササイズの一環として、ランニングをしていますが、かなり自己流で、成績もフルマラソン4時間台とそれほど速くありません。そこで、さっそくこの『骨盤ランニング』を買って、勉強しようと思いました。中島さんの説明によると、骨盤ランニングの基本は、「肩甲骨、骨盤の周囲にある筋肉の柔軟性を高めて効率よく力を発揮できるようにし、さらに体幹の力をうまく発揮してカラダを安定させることによって、肩甲骨や骨盤、脚で生んだ動きを地面に効率よく伝えることだといい、それには、フォーム習得が重要と指摘しています。骨盤に注目し、カッコよく、楽に、速く走ることができるフォームのポイントとして、私がとりわけわかりやすいと感じた中島さんの解説は、体幹の力を引き出す方法について触れた件りです。「厚く、硬いゴム風船に空気を入れ、両側(前後)から圧力をかけると上方向にふくらむ。腹筋と背筋に力を入れておなかの内圧を高めると、体幹が安定し、姿勢もよくなる」「おなかをちょっと引っ込める程度の力を入れればオッケー」「洋服を買いに行ったときに、店員さんにウエストを測られる瞬間のような力の入れ方」。どうです、わかりやすいでしょう。さっそく私はいつものランニング時に試してみました。進む、進む。これが、実にいい感じで進むのです。いまでは、歩くときにも、骨盤ランニングならぬ、骨盤ウォーキングを実践しています。実にわかりやすい、いい本ですから、ぜひ皆さんも読んでみてください。

 さて、この骨盤ランニングを習得しようと思って取り組んだステップは、まさに事業経営や事業企画に取り組むステップと同じじゃないかと、ふと思いました。(1)まず理想のフォームを知り、(2)現実のフォームとのギャップに気づき、(3)主なチェックポイントを優先順位をつけて明確化し、(4)実際に取り組み、(5)成果を挙げる、というステップです。この中で、特に大事なことは、「理想」を知ろうと思うことと「現実」とのギャップ、とりわけ自身の重大な問題に気づくこうとすることではないでしょうか。

 世の中に多くいる負け組や失敗者、成長できない人というのは、このような発想に基づいて行動ができない人なのでしょう。もっと謙虚になり、もっと視野を広げて、自身と世界を見て、柔軟に、自身に足りない点や市場機会を見出そうとすることが大事だと思います。みなさん、どう思いますか?
[PR]
by fit_business | 2010-09-07 11:25 | 今日の編集部