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求められる、真の自律型人材
 みなさん、こんにちは。編集長の古屋です。

 状況適応型のリーダーシップ論を持ち出すまでもなく、能力もやる気もモラルも低いスタッフには、「指導」が必要になりますが、そうでない多くのスタッフには、できるだけ本人が自分の裁量で活き活きと仕事ができるように「支援」するのがリーダーシップの基本でしょう。前者は、「(人を)育てる」、後者は「(人が)育つ」という考えに立脚することになります。

 後者のスタンスを取る場合、そのリーダーシップは、縦型ではなく横型に、あるいはサーバント型に発揮され、組織としては互助の関係をとることになります。その前提は、それぞれが自律していることです。自律というのは、それぞれがこれまでの経験から得た思いと考えで自分勝手に仕事をすることとは違います。全体が健全にまわることを意識して、まわりの影響を感じ、考えるなかで、自己を修正していく力です。全体というのは、世界でもあり、業界でもあり、会社でもあり、事業所でもあり、部署でもあり、チームでもあります。そして、なにより未開の才能や能力、情熱などを含めた将来の自分自身であるのです。そうした世界全体と今の小さな自分を複眼的に睨みながら、課題や問題をみつけて、いつもそれを解決しようとして仕事をすることが必要です。そこにはモチベーションが必要になりますが、それは他人から与えられるものでは決してありません。モチベーションを持つことは自分以外にできないのです。いつも大きな世界と小さな自分を意識して、自ら前向きに世界をいい方向に変えようと思い行動する人材が、結局は自らを成長させ、具体的に世界を変えていきます。時代は、そういう意味での自律型の人材を求めています。
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by fit_business | 2010-11-26 10:57 | 今日の編集部