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逆に発想する
  みなさん、こんにちは。編集長の古屋です。会社が持続的に成長するためには、マーケティングとイノベーションが必要なのは周知の事実でしょう。とりわけ改善レベルのマーケティングより、革新レベルのイノベーションは重要になります。既存事業には一定の寿命(成長の限界)があるからです。ただ困ったことに、イノベーションを実現するのはとても難しい。それは、既存のコア事業やコア資源を意識しすぎたりするからです。だから、ハーバードBSのクリステンセン教授などは、会社を別にするほうがいいといっています。しかし、当社のような規模の会社がそれをすることは難しいと思われるので、何とかほかの策を考えたいと思っていました。
 そこで、考えついたたのが、社内に5つある事業部の代表者に集まってもらい、自分の事業以外の事業に対してアイディアを出してもらおうというプロジェクトです。いきなりイノベーションを生むアイディアを得るのは難しいと思うので、まず第一段階としてはマーケティングに関するアイデイアを出すプロジェクトを組み、それが終了後、イノベーションのアイディアを生むプロジェクトを組みたいと思っています。心理学でいうジョ=ハリの窓ではないですが、人には「盲目の窓」があってどっぷりと一つの事業に浸かってしまっていたり、自分の興味外の分野の学習経験が不足していたりすると、「見えない」ことがあります。イノベーションにつながるアイディアを見つける方法は、前出のクリステンセン教授やブルーオーシャン戦略のキム教授など、多くの方が示してくれていますが、僕は意外に逆に発想するのも一つかなと思っています。例えば、ICTの活用だけでなくリアルな関係性も大切にする、効率ではなくあえて無駄の美学を追求する、施設でできることだけでなく家庭や職場などでもできることを提供する、大型総合業態でなく絞り込んだ小規模業態を開発する、といったことなどです。これらのアイディアは、たいてい経営幹部など社内の理性的な人たちから馬鹿にされ、反対され、なくなっていきがちですが、最初は範囲を限定してでもやってみることが大切だと思います。
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by fit_business | 2012-06-01 10:49 | 今日の編集部