ブログトップ
Hitch your wagon to a star.
 こんにちは。編集長の古屋です。昨日『プルーストの記憶、セザンヌの眼』(原題 Proust was a Neurosientist)という本を読んでいました。第1章に『草の葉』で有名なアメリカの詩人ホイットマンが出てきますが、このホイットマンの師は一時期思想家で同じく詩人でもあるラーフ・ウォルドー・エマーソンでした。ホイットマンの詩は確かに刺激的ですが、私はどちらかというと生真面目なエマーソンの詩に共感を覚えます。エマーソンは、その著『社会と孤独』の中に、こんなことばを記しています。

 Hitch your wagon to a star(汝の馬車を星につなげ).

 この後に続くフレーズと合わせて、その意味は、「ただ暮らしに役立つだけの下等な仕事に沈み果てるな―神々の奨め尊ぶ美徳なる正義、愛、自由、知識、公益のために働け」というものですが、もっとわかりやすくいうと、「物事を行うには理想を高く掲げ、夢と大きな目標をもとう。安易に手に入れられるものを目指すと何事も成し遂げられない」ということです。 馬車に自分自身と一切合財を積み込んで、人生の旅路を進むのに、それを地上を駆ける馬につなぐのではなく、悠久の天空を進む星につないで進むんでいくんだという壮大なイメージです。

 このフレーズから想起されるのは、先日アメリカの携帯電話会社スプリントを自社の売上高のおよそ1/2の価格(1.5兆円)で買収することを決めたソフトバンクの孫さんです。世界を視野に入れ、300年先まで考え、今すべきことをするという孫さんのビジョナリーな経営は素晴らしいと思います。私たちフィットネス業界のプレイヤーからも「Hitch your wagon to a star」の精神をもち、ビジョナリーな経営を進める人物がでてくることを期待します。私もその一人として、高い理想をもってビジネスをしていきたいと思います。
[PR]
by fit_business | 2012-10-17 10:53 | 今日の編集部