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サンタクロースにお願いするプレゼントは?
 こんにちは。編集長の古屋です。クリスマスシーズンになりましたが、もし今サンタクロースからプレゼントを1つもらえるとしたら、何をお願いするでしょうか?フィットネスクラブの関係者、とりわけ経営者なら、何というでしょうか?売り上げ?それとも新規入会者?私が経営者なら、まず「継続率(を高められる手法)をください」とお願いします。そしてその結果として、高い顧客満足度と紹介率、利益率を手に入れたいと思います。
 日本のフィットネス業界の参加率がこれまで長いこと3%前後で推移し、なかなか伸びていかなかったのはなぜでしょうか?それは新規入会者を得られないからというよりも、既存会員の継続率を上げられないからでしょう。実際に新規入会者はたくさんいました。参加率にしておよそ3%に相当する400万人前後の在籍会員数が毎年変わっていないとし、3.5%程度が平均的な月間退会率とするとすれば、168万人が退会者であり、また新規入会者であると考えることができます。過去20年間にわたって毎年168万人が退会していると考えると、退会者(新規入会者)の総数は3,360万人です。この過去に退会(入会)したすべての会員と今在籍している会員の総人数を総人口で除すると、3割ほどが参加した経験を持つことになります。世界のほかの国々では、毎年すこしづつ参加率が上がっていて、アメリカでは今18%を越えています。日本も参加率を伸ばしていくには、継続率を高めることが必要です。それには、まずクラブが提供するサービスの品質を高め、お客様一人ひとりがその価値を認識していくようにすることが求められます。それには、運動効果と運営効率の両方を担保しうる戦略、施策が必要になるでしょう。施策面では、特にジムにおいて、オペレーションシステムの革新とトレーナーの指導力の著しい向上が求められるのではないでしょうか。この課題に取り組まないとフィットネスクラブというカテゴリーそのものがもしかすると生活者から見放されてしまうかもしれません。健全な危機意識を持ちましょう。私たち編集部も、今、この課題に対して解決の方向性を見出そうと、『フィットネスビジネス』の新年号の特集記事に取り組んでいます。
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by fit_business | 2012-12-11 19:21 | 今日の編集部