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目指したい事業のありかた
昨日、今年最後のNEXTの入稿を終えました。気づくともう師走もなかば。しっかり2012年を締めくくりたいと思います。岩井です。

先日、母校で起業について学生さんたちに話をする機会に恵まれました。そこで一緒に講演させていただいたのが、有限会社モーハウスの光畑由佳さん。そこに、今後の事業のあり方について大きなヒントを得たので、記しておきたいと思います。

モーハウスさんの事業は、一言で言えば、授乳服の製造販売。光畑さん自身が、授乳期に社会の中での居心地の悪さを感じた経験をもとに、自分で作ってしまおうと作り始めたのがきっかけ。もちろんそれまで「授乳服」という市場が日本になかったので、それだけで所謂ブルーオーシャン戦略に合致しているのですが、それだけではここまで会社を続けてこれなかったと光畑さんは言います。光畑さんがやりながら気づいたことが、授乳服を通じて、女性のライフスタイルを変えるという提案をしているということ。元来家の中でしかやらなかった「授乳」という行為が、公の場でも自然に行えるようになることで、女性が授乳期でも自分のライフスタイルを自由に選べるようになるという提案になっていたわけです。モーハウスさんでは、実際に授乳期のママたちが、子連れ出勤をして、だっこやおんぶしたまま仕事をしています。青山にある直営店でも、授乳期にある店員さんが赤ちゃんを抱っこしたままお客様の相談に乗る。そうした、これまでになかった女性のライフスタイルを形にしていることで、たくさんのメディアにも注目されているのです。

 そこで私が特に凄いなと感じたのは、事業がブルーオーシャンなだけでなく、メディアに注目される活動になっているというところ。つまり、それだけ社会的に注目される(社会が必要としている)提案であるということです。お話を聞きながら、自分たちもメディアですが、マスメディアに取り上げられるくらい、多くの方々の問題を解決できることを形にして提案できるようになりたいと感じました。
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by fit_business | 2012-12-14 20:08 | 今日の編集部