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不況にも強いフィットネス業界
 おはようございます。岩井です。今日はメガロスさんのキャリアサミット初日。イタリアンウェアの販売も兼ね、お邪魔してきます。

 さて、ここのところの欧米の経済危機でフィットネスクラブの経営はどうなっているかと心配になります。数年前は特に金融街の近くでは、羽振りのいい金融関係のビジネスマンたちに支えられて、かなり格好いいクラブがたくさん出来ていましたから。
 そう思いながら日経ビジネスの緊急特集『恐慌の足音』という記事を読んでいたら、最近米国西海岸で売れている本にこう書いているというのを知りました。
 こういう時代を生き抜くには、「まず、スポーツジムの会員券を持つこと。次に、コストコ(会員制の卸売店)の会員になる。最後に自動車ローンを組んで自動車を手に入れる」と。ですが、「その心は、ジムの会員になれば、シャワーを毎日無料で利用できる。コストコの試供品で腹を満たし、自動車を寝床にすれば、生きていける」。
 こう“下流生活”の指南本に書かれていると知って、ちょっと苦笑いをしてしまいました。
 確かに私も以前の貧乏人時代にこれに近い生活をしたこともありましたが、ここのところエクスペリエンス系のクラブに価値を感じていた私。サバイバル的なクラブの使い方も否定はしませんが、やっぱりフィットネスは生活を豊かにするもの、格好いいものであって欲しいなと思います。
 とはいえフィットネスクラブは、地震のときは被災者の方々がお風呂が入れる場になれたり、身体を動かして身体をほぐすことで気持ちもほぐすことができるといったこともある。人々がどんな状態のときでも人々をサポートできるフィットネスクラブやフィットネスの仕事は凄いなと思います。それと同時に、変化のある社会情勢や景気の中で、長くビジネスを成功させ続けなければいけないクラブ経営の難しさを感じます。
by fit_business | 2008-10-24 08:44 | 今日の編集部