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経営者と従業員の間
 こんにちは。編集長の古屋です。

 古今東西、今も昔もある問題として、経営者と従業員のマインドの差の問題があると思います。経営者は従業員に対し、なぜ自分からもっと積極的に仕事をしないのかと考えストレスをためる傾向が強いと思います。一方、従業員は経営者に対し、こんなに会社のために一生懸命働いているのに、もう仕事は十分やってるじゃないか、なのに未だにこんな待遇かと考えストレスをためる傾向が強いと思います。この思いの違いやストレスを調整し、お互いによい関係で、精神的なバランスを保ちながら仕事をするにはどうしたらよいと皆さんは考えますか?

 シンプルですが、それはよく話し合いをして、お互いの考え方、生き方、役割の違い、客観的な実力などを理解しようとすることだと思います。目指す社会像、企業像、キャリア像について、どうあるべきかをはっきりさせてから、話に入ることも大事ではないでしょうか。経営者の中には、ときに従業員を封じ込めるような発言を言葉巧みにする人がいますから、相手の立場に立って考え慎重に発言することも大事になります。

 よく目指す企業像として、「顧客・社員・企業の三者がバランスよく幸せになる会社」という経営者がいますが、私がこれまで聞いた中で、最も合点がいったのは次の表現です。

 「働きやすく、働きがいのある会社」。

 ハイパーフィットネスの亀田社長からお聞きした言葉です。視点が従業員中心であるところが素晴らしいと思います。亀田社長は、また、それぞれの従業員のキャリアについても多様性を認めて採用・育成にあたっています。さらに、本人がリーダーシップを発揮してサクセスフルなクラブをつくりあげています。

 結局、Vision、Communication、Execution。経営者にしても、従業員にしても、これらが大切になるのでしょう。
by fit_business | 2009-09-29 13:46 | 取材日記