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木を見て森を見ず
みなさまこんにちは。剱持です。

今夏は各企業ともさまざまな節電対策を行っていることでしょう。
新聞やテレビのニュースでも、サマータイムの導入や休日の変更、シェスタ導入、夏休みの長期化などが日々取り上げられています。

しかし、そこで疑問に思うことがあります。
シェスタの導入や夏休みの長期化で、本当に節電が実現するのかということです。
休みが増えれば、当然個々で時間を過ごすことになります。会社ではエアコンをつけて自宅ではつけないかというと、必ずしもそうではないでしょう。
会社というひとつの場所で使っているエネルギーが、個人の自宅で分散されるだけではないのでしょうか。そして、場合によっては分散される分だけ大きくなってしまう可能性もあると思うのです。

企業には、前年比での電力使用量削減が要請されています。勤務時間を短くすれば、当然削減できるでしょう。
しかし、国全体(東日本全体)を見れば決して効果が出ているとはいえません。
目の前の企業という木は見えていても、国という森全体は見えていないのだと思います。政府の施策も誤っているのだと思いますが…。


このようなときに活躍できるのが、自治体の施設や商業施設です。
もちろん、フィットネスクラブもそのひとつでしょう。
すでにサマータイム制などに対応した施策を打っているクラブもありますが、節電の観点からもお客さまの利用促進につなげることができるとよいと思います。
by fit_business | 2011-07-22 15:00