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ブログとSNS
梅雨の合間の夏日、西日がまぶしい鈴木です。

ブログの参加者がますます増加する一方、ポストブログは「SNS」という声も聞かれます。
「SNS」=Social Networking Service。
簡単に言えば「参加者が互いに友人を紹介しあって、新たな友人関係を広げることを目的に開設されたコミュニティ型のWebサイト(e-wordsより)」で、新規登録するには参加者の紹介が必要になり、さらに自己紹介ページを登録しなければなりません。
一時期、ネットの匿名性を盾にした問題や事件が目立ちましたが、このSNSではそれを排除しているので、信頼と安心がある程度保持されたポータルサイトとなっています。
代表的存在であるイー・マーキュリー提供の「mixi(ミクシィ)」は、6月初旬の時点で参加者が80万人を突破したとか。
私の周りでもブログはやらないけどmixiはやる、という人が何人かいます。

「パブリック」から「プライベート」へ。
ブログが勢いよく伸びたのは、自分の意見を日記感覚の気軽さで外に出したいという人の欲求をかなえるのにそれが合致していたからで、個人のHPのなかでも一番更新が頻繁で注目率も高かった日記だけが独立した形としてパブリックにデビューしました。
しかし、今度は「限定」された場所で自分の日記を発表する人が増え始め、そのなかで仲間を募ったり、職を探したりするケースも多いようです。

ネットを悪用した問題が増えている現在、参加者の安全を保障する「非匿名性」は評価すべきだとも思いますが、なんだか社会が小さく小さく、こぢんまりまとまろうとしている気がするのは私だけでしょうか。
「友達の友達はみな友達」「だけど友達じゃない人は入れてあげない」みたいな排他的な部分にちょっと疑問を感じるこの頃です。
by fit_business | 2005-06-21 16:53 | 今日の編集部