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脳内改造計画
 こんばんは。入稿直前なのにさぼってました岩井です。

 この週末は、忙しい最中ちょっと時間をいただいてフォトリーディングという「10倍の速さで本が読める」というふれこみのセミナーに参加しました。
 「10倍の速さで読む」ということは、通常の読書スピードの改善レベルでは達成しえないというのは予想していましたが、その手法はやはり革新的。通常の読書とはまったく違うアプローチでした。これまでの読書は、一字一句追っていって全体の内容を掴んでいくという手法ですが、このフォトリーディングは、逆。まず本全部を「フォトフォーカス」という特別な目の使い方で、全ページをスキャンするように脳にデータを送っていって、その後に、自分が知りたいと思うデータを意識上に引き出してくるという手法をとります。なので、どんなにいい話が書いてあろうとも、自分の問題意識に引っかからない内容は読み飛ばすことになります。それだけに自分の問題意識の持ち方が重要で、それ次第で本から得られるメッセージもかなり違ったものになるんです。

 そのフォトリーディングの練習をしていておもしろかったのが、フォトフォーカスという目の使い方。以前一度話題になった目が良くなるトレーニングの「マジック・アイ」と同じ目の使い方なのですが、通常の目の使い方で見えているものと、フォトフォーカスの目の使い方では、まったく違うものが見えてくるんです。普通に見えているものが左脳で見ているものとすれば、フォトフォーカスで3Dの状態が見えているときは右脳を使っている感じ。その平面の絵が3Dに変わっていく瞬間は、新しい脳の領域を使っている感じがあって、何か今までの自分では思いもよらなかった発想ができそうでわくわくします。

 この本の読み方を完全に自分のものにするには、やはり新しい生活習慣を習得するのと同じくらい時間がかかるので、これからが勝負です。加圧トレーニングはトレーニング効果が通常の3倍と言われていますが、フォトリーディングは本を読む速さだけでなく脳の学習効果も倍増(するはず)。星飛雄馬かガンダムかマトリックスか、という感じですが、肉体&脳内改造計画進行中です。
by fit_business | 2007-09-02 22:24 | 今日の編集部