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アスレティックトレーナーのキャリアと役割
高校生時代にアスレティックトレーナーになることを目指していた岩井です。

今日校了の月刊ネクストの特集では、「アスレティックトレーナーのキャリアと役割」と題して、日本でも存在感を増すアスレティックトレーナーのみなさまの活躍ぶりを紹介しています。

今回の取材を通じて私がアスレティックトレーナーを目指していた頃を振り返ると、当時はまだ日本ではアスレティックトレーナーの資格をとることができず、米国に留学して資格をとる人が少しずつ増えていた時代。当時留学した方々が、今日本でアスレティックトレーナーならではの新たなサービスを拡充させていることが、今回とても分かり、改めて凄いなぁと感じました。私が選べなかった道を進み、夢を叶えた方々に今回お話を伺えるとあって、取材にも熱が入りました。

日本でアスレティックトレーナーの資格ができて、米国で学んだ方が帰国した時期は、バブルがちょうどはじけた頃。民間フィットネス業界が、経営効率を優先して、トレーナー教育への投資を削ってきた時代と同期します。

それから約20年。フィットネス業界やヘルスケア業界は、科学的根拠に基づいた力のあるトレーナーの価値に気づきはじめています。それと同期して、これまで粛々と力をつけてきたアスレティックトレーナーが確実に増えています。

こうした経緯をたどった一人として、民間の職場でアスレティックトレーナーの方々に存分に腕を奮っていただき、その価値を仕事にできる環境づくりを応援したいと思います。今回の特集がその第一歩になればと思います。
# by fit_business | 2015-05-13 21:57 | 今日の編集部
仕事ができる人とできない人を分ける3つの要素
 編集長の古屋です。仕事ができる人とできない人の違いについて、考えてみました。
 
 できる人は、以下の3つが備わっているように思います。
 
 (1)文化・哲学を体現できる
 
 (2)思考のレイヤーが高い
 
 (3)他者からの信頼が厚い
 
 それぞれについて、説明しましょう。
 
 (1)文化・哲学を体現できる
 通常仕事は、2人以上でするものであり、それぞれの企業には相応の文化があります。また、ビジネスをするということにおいても、ビジネスパーソンとして追求すべき哲学があります。そうした文化や哲学、あるいはもつべき価値観とでもいいましょうか、そうしたことを察知し、理解を深め、それに沿った思考や行動がとれることです。特定の業績だけはあげることができても、その企業の持つ文化や哲学に沿った思考や行動ができないようでは、その組織の中では、あるいは社会の中では通用しないと思います。
 
 (2)思考のレイヤーが高い
 できる人は、思考のレイヤーが、普通の社員よりも1段、2段、高いです。たとえば、ある作業をしているとき、その作業に集中しているばかりに、もっと重要なことに気が付かない人がいます。よく社員なら課長のレイヤーで、課長なら社長のレイヤーで考えろ!といったことが言われますが、まさにそういうことです。できの悪い人というのは決まって視野狭窄ですね。
 
 (3)他者からの信頼が厚い
 既述した(1)(2)ができている人は、その結果、社外の人も含め、周りの多くの人々から信頼されています。常に、他責にせず、自責のスタンスで行動し、他者に対しても、謙虚なのでしょう。
 
 みなさんはどうでしょうか?
# by fit_business | 2015-05-09 19:21 | 今日の編集部
広がる口コミ
皆さまこんにちは、本庄です。

口コミの大切さはこの業界でもよく言われていることですが、
先日身近に「どんどん広がってすごいな・・・」と感じたことがありました。

昨年、かれこれ10年以上も運営していた近所の病院の院長が
病気で倒れてしまい、その息子さんが後を引き継ぎました。
おそらく突然のこともあり、ご本人もいっぱいいっぱいで対応が
うまくできなかったのでしょう、すぐに長年通っていた方々からは
「不親切」という声がちらほらと聞かれるようになりました。

中高年の女性が集まれば「前の院長はもっと丁寧に話を聞いてくれたのに・・・
もうあそこは行かないわ」という話題になり、最終的には「○○病院はいいけど、
××病院はまぁまぁね」などと、地域の病院ランキングまで披露する人も。

それを聞いた人が、さらに自分の周囲の人に伝えれば・・・どんどん噂は
広まっていくはず。病院となると、やはり少しでもよい環境、よい先生の
ところに行きたいのが人間の心理ですから、この噂により、長年運営
していたあの病院がなくなってしまうのでは・・・と、心配になります。

しかし、息子さんが時間とともに慣れて、対応が改善されれば
「あそこの対応、よくなったよ!」という噂がまた広がるのでしょう。
まだ挽回の余地はあるはず。ぜひがんばってもらいたいと思います。
# by fit_business | 2015-01-19 17:09
変化対応
たいへん遅くなりましたが新春のお慶びを申し上げます。岩井です。

2014年から2015年にかけて、自分の周りにたくさんの変化が起こっています。
変化対応への課題をつきつけられているようで、改めて現状認識と、新しい体制づくりを考えるいい機会と捉えています。

そんな中、特に変化のスピードの速いテクノロジーの世界では、世の中の変化スピードを上回る速さで新たなサービスが生み出されていることや、そうした業界から生み出されるサービスなので、変化対応に優れていたり、先回りして課題解決してくれることに驚きます。

そんなこんなで、個人としても会社としても、テクノロジーの力をもっと借りながら、社会の役に立てる働きやサービスを拡充していきたいと思います。大切にすべき本質を見極めながら、変化対応しつつ、今年も成長できる1年にしたいと思います。

どうぞ本年もよろしくお願い致します!
# by fit_business | 2015-01-14 19:39 | 今日の編集部
イノベーターになろう!
 みなさん、こんにちは。編集長の古屋です。2014年最後の日を迎えました。

 さて、子どものころ、こんなことばを親や先生からかけられたという人は多いのではないでしょうか?

 「機械は使えば使うほどダメになっていくけど、人間の脳は使えば使うほど活性化するんだよ。だから、勉強することが大事なんだ」。

 子どもは将来世の中のために役立つ人材になるべく勉強することが「本来業務」の一つでしょうから、これはこれでまっとうなことかと思います。ただし、勉強と一口にいっても新しい知識を記憶するような勉強と創造性を磨くような勉強は違うでしょう。どちらかというと、日本の教育は前者にウェイトが置かれているのに対して、欧米は後者にウェイトが置かれているといった指摘がこれまでしばしばされてきています。
 
 会社などの組織に入って仕事をすると、日本の場合、一通りのことを覚えたあとは、定型業務のように、それをひたすら続けようとする人を多く見かけますが、それは、何か従来からの日本の記憶優先の勉強をすることとと似ていますね。
 
 でも、なかには、このやり方でいいのかと、疑問をもち、やり方自体を工夫する人もでてきます。これはこれで素晴らしいのでしょうが、それでも改善レベルの取り組みですね。
 
 本当に、創造性のある人は、どうするかというと、HOW(やり方)ではなく、なぜこれをするのか?というWHY(使命・目的・顧客価値)を起点に、どうすればいいのか(提供サービス・ビジネスモデル)といったWHATを考えます。
 
 最近、会社で仕事をしていると、ICT関連ツールの導入や組織の拡充やアウトソーシング(パート・アルバイトの活用を含む)などにより効率が上がり(便利になり)、だんだん本来業務に集中しやすくなってきていますが、その流れに乗ってただ楽をしているというだけとか、ただサイロ化しているだけとかで、実は創造的に仕事をしていないという人も多いかと思います。
 
 あなたは、どうですか?
 
 こういう時代に大切なことは、「本来業務」そのものを見直し、イノベーションを実現していこうとすることだと思います。新しいことで変化に対応していくのです。そういうことができる人材が、来るべき時代を切り開き、世の中をぐんと前へと押し進めていける人ではないでしょうか。
 
 2015年、私はこういう人になりたいと思います。
# by fit_business | 2014-12-31 15:28 | 今日の編集部